外科・整形外科 （怪我・関節の痛み・しびれ）

当院では、やけどや切り傷、擦り傷などの対応のほか、乳がんや肺がん、肝がんなどの悪性疾患の検査や外科系の手術後の経過観察も行えます。
より高度な機器や設備を必要とする検査・治療を行う場合には、連携する医療機関へご案内させて頂きます。

外傷（切り傷・擦り傷・
刺し傷など）

切り傷（切創：せっそう）

日常的に誰もが経験する切り傷ですが、切り傷の中には思っているよりも深く切れてしまい、骨・腱・神経などを傷つけている場合があるため、丁寧に切り傷を確認した上で適切に対処します。また、サビや木片、土などが傷口に入ってしまうと破傷風などに感染しやすくなるので注意が必要です。

擦り傷（擦過傷：さっかしょう）

運動や軽い転倒などで起こりやすく、擦り傷ができた時には、まずは清潔な水で傷口を洗浄してください。擦り傷に土や砂が入ってしまうことが多く、感染症が起きるリスクが高いです。少しでも傷跡が残らず綺麗に治るように、適切な処置を行います。

刺し傷（刺創：しそう）

ガラスや木片、鉛筆、植物のトゲなどが刺さるケガは日常的によく起こります。
見た目よりも損傷が深いのが特徴で、特にキリや釘、アイスピック、針などの大きなものが刺さると、骨や神経、腱、臓器などを傷つけてしまうことがあるので、自身で対処せずにご相談ください。

咬み傷（咬創：こうそう）

咬み傷は、猫や犬などのペットに噛まれることでできます。菌が体内に侵入している場合に傷が閉じてしまうと、膿が溜まることもあるので注意が必要です。動物は様々な菌を持っているため、噛まれた後は感染症への注意が必要です。

やけど

やけどができた部位や大きさ、損傷の深さによって引きつれなどの目立つ傷跡が残ることがあります。やけどの重症度によっては植皮術などが必要な可能性もあるため、状態に応じて連携する高度医療機関をご紹介します。

粉瘤

粉瘤は皮膚の下にできる良性の腫瘍で、頬、耳たぶ、背中にできやすいです。皮膚の角質や皮脂は定期的に剥がれ落ちますが、粉瘤になると皮下に袋のような構造物ができ、その中に溜まることでしこりになります。しこりは触ると動き、真ん中に黒い毛穴が見られる場合もあります。また、炎症を起こして赤く腫れることもあり、その場合は痛みを伴います。炎症を起こしている場合は抗生剤で治療し、膿が溜まっている場合には排膿するために局所麻酔を用いて切開します。切除する際に、袋状の構造物が残ると再発するので完全に切除することが重要です。

急な腹痛

急な腹痛には内科的な治療だけするような腹痛（胃腸炎や便秘の腹痛など）と時に手術などが必要になる可能性のある腹痛（急性虫垂炎や急性胆嚢炎などの急性腹症）があります。これを患者様が判断するのは無理だと思います。急性腹症はお腹の中（町の外側）で大腸菌などが増えてくるとか、腸に血液が十分に流れていないなどが主な原因です。手術を要する可能性もありますし、入院での治療になる可能性が高いので、疑わしければ、状態に応じて連携する高度医療機関をご紹介します。

閉塞性動脈硬化症

閉塞性動脈硬化症は主に足の血管が狭くなるか、詰まってしまうことで、足先まで血液が届かなくなって、足が腐ってしまう病気です。早期に発見して、血液が流れるようにする必要があります。また、閉塞性動脈硬化症がある患者様は、脳梗塞や心筋梗塞といった、同じく血管が詰まって起きる疾患を効率に合併します。
足の血流検査などを定期的に行うことで、閉塞性動脈硬化症を早期に発見するとともに、他の梗塞性疾患の危険を減らすことができます。
治療は手術なので、発見したら、状態に応じて連携する高度医療機関をご紹介します。

• 怪我（擦り傷、やけど、切り傷、噛み傷）
• 骨折、捻挫、肉離れ、脱臼、打撲
• 上下肢の知覚・運動障害
• 手足のこわばり、しびれなどの違和感
• 首こり、肩こり、むち打ち症
• 肩、肘、首、手、足、腰、腕、背中、膝、下肢、股関節の痛み
• 骨粗鬆症
• 交通事故、労働災害　
• スポーツによる障害、怪我