健康診断
2024.03.09
こんにちは。まずはネットでクリニックのナースです。
社員の健康診断は、労働安全衛生法によって定められた企業の義務です。当院でも健康診断を実施していますので、気になるかたは参照してください。ちなみに当院では短時間、スピーディにあっという間に的確な検査が行えます。普段、私も今までに職場で何度も健康診断を受けてきましたが、2~4時間はかかっていました。当院では平均して30分~1時間以内に皆さん終えられています。また結果説明はオンライン診療で受けることができます。当院のシステム的に短時間でスムーズに行えるようになっておりますのでぜひ見てみてください。
社員の健康診断は企業の義務
- 健康診断の費用: 依頼する医療機関や診断内容によって異なりますが、健康診断に必要な費用は従業員1人あたり約10,000〜15,000円です。基本的に会社が負担しますが、一部の再検査やオプション検査は従業員が負担することもあります。
- 健康診断の対象となる従業員: 正社員、契約社員、パートなど、さまざまな雇用形態の方が対象です。健康診断の種類によって対象範囲が異なりますが、ほとんどの企業では勤務時間の少ない方も健康診断の対象としています。
健康診断の種類
- 一般健康診断:
- 雇用時の健康診断
- 定期健康診断
- 特定業務従事者の診断項目
- 海外派遣労働者の診断項目
- 給食従業員の診断項目
- 特殊健康診断:
- 有害業務に従事する労働者向け
- じん肺健康診断など
「雇入れ時の健康診断」についてお話ししますね。これは、新しく雇い入れた従業員に対して行われる健康診断です。法令で定められており、違反すると罰則が科されることもあります。
以下は「雇入れ時の健康診断」に関する基本的な情報です:
- 対象者: 原則として、すべての従業員が対象です。パート・アルバイトも含まれます。
- 実施時期: 入社前3か月以内、または入社後1か月以内に実施することが一般的です。
- 検査項目: 以下の11項目が定められています。
- 既往歴及び業務歴の調査
- 自覚症状及び他覚症状の有無の検査
- 身長、体重、腹囲、視力及び聴力の検査
- 胸部エックス線検査
- 血圧の測定
- 貧血検査(血色素量及び赤血球数)
- 肝機能検査(GOT、GPT、γ-GTP)
- 血中脂質検査(LDLコレステロール,HDLコレステロール、血清トリグリセライド)
- 血糖検査
- 尿検査(尿中の糖及び蛋白の有無の検査)
- 心電図検査
雇入れ時の健康診断は、従業員の適正配置や入社後の健康管理に役立てるために行われます。採用選考時の判断材料ではないことに注意し、慎重な対応が求められます。
入社後も毎年の定期健康診断を忘れずに実施しましょう。☺